目指すおいしさを考えて、たどり着いたのは「健康」でした。
そのためのチャレンジを一つひとつカタチにしてきたら、自慢の豚ができました。
七星食品の、本気の豚づくり。
のびのびと元気に育ったおいしさを、農場から食卓へ。
健康な豚づくりへのゆるぎない思い。
そのはじまりは、創業時にまでさかのぼります。
1951年、高松市の商店街に開業した肉屋「七星精肉店」が、
七星食品の原点。はじめは肉の販売をするお店でした。
しかし、当時はまだ食肉の品質や供給が不安定な時代。
質のよいおいしいお肉を提供したいのに、
仕入れる肉の品質が信頼できないもどかしさ…。
そこで、安心できるお肉を自分たちの手で作ってしまおうと、
農場を立ち上げ一次産業に参入。
健康で質のよい豚肉だけを、安定してお客様のもとへ届けたい。
その思いは変わることなく今へと続き、七星本気豚へとつながっていきます。
農場でまっさきに目に飛び込んでくるのは、
仕切りのない豚舎で勢いよく走り回る七星本気豚の姿。
一般の養豚場にはない開放的な光景です。
七星本気豚は、動物の命や本来の習性を尊重して育てる
「アニマルウェルフェア」の考えを全面的に採用。
広々としたスペースでストレスなく健康に育つことが、
おいしいお肉へとつながっていきます。
豚舎の床は、堆肥におがくず、もみがらなどを混ぜたふかふかの
「バイオベッド方式」を採用。これもアニマルウェルフェアの一貫で、
すのこやコンクリートの床に比べて豚がより自然に近い状態で
過ごせるようになっています。
でもバイオベッド方式が本当にすごいのは、
これに含まれる微生物がふん尿を発酵分解し汚水を出さないこと。
畜産農場で汚水が出ないのはとても画期的なことなのです。
感染症のリスクを減らした衛生的な環境で、
七星本気豚は今日も快適にのびのび育っています。
豚の健康状態をチェックするのは、もちろん農場で働くスタッフ。
育ち方や行動を毎日しっかりと観察しています。
そして、人の目を補う形で活躍しているのがICT技術。
母豚の耳にICチップをつけることで、
農場内の母豚がいつどのくらい餌を食べたかなどが
パソコン上でデータとなって確認できます。
一頭一頭をちゃんと見分けて、体調を24時間見守る。
先端技術を使った、ひとつ進んだ豚への愛情表現です。
食べるものが体をつくる、それは人も豚も同じ。
不自然なものはなるべく餌に使わない。
飼料の原料となるトウモロコシや大豆は、
遺伝子組み換えの混入を防ぐため分別生産流通管理済みのもの、
収穫後農薬不使用のものを使用しています。
同時に、理想の肉の味が出せるまで配合バランスを何度も調整。
絶妙な黄金比の飼料で、満足のいく肉の味にたどり着きました。
健康であることにこだわって、手間を惜しまず丁寧に育てられた七星本気豚。
その特長は、さっぱりとして自然な甘味の「赤身肉」。
のびのびとストレスなく育ったその肉質はしっとりと柔らかく、
しつこさや臭みのないおいしさで、お子様にも好評です。
噛むほどに満たされる、上質な味わいをぜひお楽しみください。